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2025/08/11

EVを家庭用蓄電池に!V2Hで始める節約と防災

EVを家庭用蓄電池に!V2Hで始める節約と防災 画像

皆さんこんにちは!エネシス静岡です!
令和7年度のEVを家庭用蓄電池として使用する際の最新情報をお届けします。

電気自動車(EV)は、今や「移動手段」だけではありません。
近年注目されているのが、EVのバッテリーを家庭用の蓄電池として活用する「V2H(Vehicle to Home)」という仕組みです。
電気代の高騰や災害リスクが現実味を帯びるなか、「EVを電源としても使えたら…」と考える方も増えています。

本記事では、「蓄電池 EV」というキーワードを軸に、EVを家庭用蓄電池として活用するための仕組みや導入のメリット、必要な設備、そして気になる費用や補助金制度までを徹底解説。
節約と防災、どちらの面でも有効な「走る蓄電池」という選択肢について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

「家庭用蓄電池とどう違うの?」
「自分の家でも導入できる?」
「何にいくらかかるの?」
という疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。

あなたの暮らしを一歩先へ進めるヒントが、きっと見つかるはずです。
一緒に、その扉を開いてみましょう!

目次

1. EVは家庭用蓄電池になる?V2Hの基本を解説

2. EVを蓄電池として使うメリット【節約・防災】

3. V2H導入に必要な設備とEV車種の条件

4. 家庭用蓄電池との違いは?コスト・容量・柔軟性を比較

5.EV蓄電池×V2Hが実現する「非常時の電力確保」と防災対策

6. EV蓄電池×V2Hの導入費用と補助金制度まとめ

7. まとめ:EVは走る蓄電池。防災も節電も1台で

1. EVは家庭用蓄電池になる?V2Hの基本を解説

EV

「V2H」という言葉をご存じでしょうか。
これは「Vehicle to Home」の略で、文字通り「車から家へ電力を供給する仕組み」を指します。
具体的には、電気自動車(EV)の大容量バッテリーに蓄えられた電力を、家庭用の電力として使う技術です。
従来、車は移動手段でしかありませんでしたが、今や「走る蓄電池」としての役割が期待されています。

このV2Hは、専用の機器を使ってEVと家庭の電気系統を接続することで実現します。
つまり、EVをコンセントの代わりにするようなイメージです。
通常の家庭では夜間にEVを充電し、昼間にはその電力を使って家電を動かす、といった活用が可能になります。

現在では、V2Hに対応したEVと専用充放電器を導入することで、家庭のエネルギー自給率を高めることができ、停電時のバックアップ電源としても有効です。
特に太陽光発電と組み合わせることで、日中に発電した電力をEVに充電し、夜に家庭で使用するといった効率的なエネルギー運用も実現可能です。

政府もこのような自家消費型の電力利用を後押ししており、各自治体や国の補助金制度も整いつつあります。
再生可能エネルギーとEVを組み合わせた次世代の家庭エネルギー管理の中核を担うのが、この「蓄電池としてのEV」という考え方なのです。

2. EVを蓄電池として使うメリット【節約・防災】

EVを蓄電池として使うメリット

EVを家庭用の蓄電池として使うメリットは、大きく分けて「電気代の節約」と「災害時の備え」の2つがあります。

まず、電気代の節約についてです。
電気料金は一般的に、昼間の方が高く、夜間の方が安いという時間帯別料金制度が多く採用されています。
EVは深夜の安い電力で充電しておき、昼間にその電力を家庭で使うことで、昼間の高い電気代を抑えることができます。
これは家庭用の定置型蓄電池と同じ発想ですが、EVは移動手段としての機能も兼ねているため、コスト面での利便性がさらに高まります。

次に、防災面でのメリットです。
日本は地震や台風などによる停電が頻発する国です。
そんなとき、EVが家庭の非常用電源として機能することで、冷蔵庫・照明・スマートフォンの充電など、最低限の生活を維持することができます。
例えば日産のリーフなどは、満充電時に一般家庭の約2〜3日分の電力をまかなえると言われています。

また、今後のエネルギーインフラが不安定になるリスク(電力逼迫やエネルギー価格の高騰)に備える意味でも、EVを家庭用蓄電池として活用することは合理的な選択肢です。
日常時は節電ツールとして、非常時には命を守るインフラとして、EVの価値はますます高まっていくでしょう。

3. V2H導入に必要な設備とEV車種の条件

V2H導入に必要な設備とEV車種の条件

EVを家庭用蓄電池として使うには、単にEVを購入すればいいというわけではありません。
V2Hの機能を実現するには、いくつかの条件をクリアする必要があります。
まず前提として、V2Hに対応したEVであること、そしてV2H対応の充放電器(V2Hシステム)を家庭に設置することが必要です。

対応車種は限られており、たとえば以下のようなEVが該当します。
・日産リーフ
・三菱アウトランダーPHEV
・ホンダe(※モデルにより対応状況が異なる)
・トヨタbZ4X など


これらの車種は「CHAdeMO」という急速充電規格に対応しており、V2Hでの給電も可能です。
一方、テスラなどの一部輸入車は、現時点ではV2Hに非対応であることが多いため注意が必要です。

また、V2H機器の導入には、以下のような設備と条件が求められます。
・V2H充放電器(100万円前後が相場)
・配電盤や電力量計の改修(必要に応じて)
・工事費(設置場所・配線状況によって異なる)
・V2H対応のEV


設置にあたっては電力会社への申請が必要となるケースもあり、専門の施工業者を通じて導入するのが一般的です。

4. 家庭用蓄電池との違いは?コスト・容量・柔軟性を比較

コスト・容量・柔軟性を比較

EVを家庭用蓄電池として活用する際に、よく比較されるのが「据え置き型の家庭用蓄電池」です。
どちらも電力をためて家庭で使う役割は同じですが、コストや容量、使い勝手には大きな違いがあります。

まず容量面ですが、EVのバッテリー容量は40kWh~60kWh程度が一般的で、これは多くの家庭用蓄電池(一般的に10kWh~16kWh程度)と比べるとかなり大きいのが特徴です。
つまり、EVは一度の充電でより長い時間、家庭の電力をまかなえる可能性があると言えます。

次にコストについてです。
家庭用蓄電池は機器本体と設置工事を合わせて100万円以上かかることが多く、性能や容量によっては200万円を超えることもあります。
一方で、EVの購入費用は一般的に300万円以上であり、V2H機器の設置費用も数十万円かかるため、初期投資はEV+V2Hのほうが高額になる傾向があります。
ただしEVは「移動手段としての機能」も兼ねているため、単純に蓄電池としてのコストだけで比較するのは適切ではありません。

柔軟性の面では、家庭用蓄電池は常に家に据え置かれているため、太陽光発電との連携がスムーズで、電気をためてすぐに利用可能です。
一方、EVの場合は「車が家にある時間のみ使える」ため、外出している間は蓄電池として機能しません。
このため、生活パターンによっては家庭用蓄電池のほうが利便性が高い場合があります。

また、メンテナンスや寿命の面でも違いがあります。
家庭用蓄電池は蓄電に特化した設計で耐久性が高い一方、EVバッテリーは走行性能を重視しているため、経年劣化や充放電回数の影響が家庭用蓄電池より大きい可能性があります。

総合的に見ると、EVは「車としての価値+蓄電池機能」がセットになっているため、車を所有する予定があるなら効率的な選択肢です。
一方で、すでに車を持っておらず、蓄電用途だけを求めるなら、据え置き型の家庭用蓄電池のほうが手軽で安定した使い勝手を期待できます。
ライフスタイルやニーズに応じて、どちらが適しているかを判断することが重要です。

5. EV蓄電池×V2Hが実現する「非常時の電力確保」と防災対策

EV蓄電池×V2Hが実現する「非常時の電力確保」と防災対策

日本は地震や台風などの自然災害が多い国であり、災害時の停電リスクは常に家庭の大きな不安要素です。
そんな中で、EVとV2Hを組み合わせることは、単なる節約手段を超えた「生命線」とも言える存在になり得ます。

V2Hシステムを導入した家庭では、EVの大容量バッテリーを災害時に即座に家庭へ電力供給できるため、冷蔵庫や照明、携帯電話の充電、医療機器などの重要な家電を継続して使い続けることが可能です。
例えば、満充電状態のEVなら、一般的な家庭で数日分の電力を賄えるケースもあります。

また、停電時でもV2Hを介して電力の供給を受けられるため、地域の電力復旧までの間に大きな安心感をもたらします。
これは特に高齢者や持病のある家族がいる家庭、乳幼児のいる家庭にとっては大きなメリットです。

さらに、太陽光発電システムと組み合わせれば、日中に発電した電力をEVに充電し、夜間や非常時に家庭へ供給することで、災害時の自立性がさらに強化されます。
これにより、停電中でも電力不足の心配を減らせる「分散型エネルギーシステム」の一翼を担うことができます。

しかし、防災対策としてV2Hを活用する際は、EVの充電状況を常に管理し、満充電を保つことが重要です。
非常時に備えて定期的なチェックとメンテナンスを行い、確実に機能する状態を維持しましょう。

このように、EV蓄電池とV2Hは単なる省エネツールを超え、暮らしの安全と安心を支える強力なインフラとしての役割を持ちつつあります。
これからの時代、家族の命を守る防災対策の一つとして、ぜひ検討しておきたい技術と言えるでしょう。

6. EV蓄電池×V2Hの導入費用と補助金制度まとめ

EV蓄電池×V2Hの導入費用と補助金制度まとめ

V2Hの導入には一定の初期投資が必要ですが、現在は国や自治体からの補助金制度が充実しており、これを活用することで実質負担額を大きく下げることができます。

たとえば、経済産業省の「V2H充放電設備導入支援事業」では、V2H機器に対して最大75万円の補助が出ることもあります。
自治体によっては、これに加えて独自の補助制度を用意しているケースもあります。
たとえば東京都では、EV本体とV2H機器の両方に補助金が出ることもあります。

おおよその費用感は以下の通りです。
・V2H機器本体:約80〜100万円
・工事費:約20〜40万円(設置状況による)
・EV車両本体:300万円〜600万円(グレードにより異なる)
・補助金適用後の実質負担:約100万円前後(V2H機器)


補助金の申請には期限や条件があるため、必ず最新の情報を確認し、信頼できる業者を通じて申請・導入を行うことが重要です。

7. まとめ:EVは走る蓄電池。防災も節電も1台で

本日は、V2Hという仕組みについて解説しました。
EVを蓄電池として活用するV2Hという仕組みは、節約と防災の両面から非常に魅力的な技術です。
特に「車を買い替えるタイミングが近い」「電気代が気になる」「災害時の備えを強化したい」といった課題を抱える家庭には、非常に現実的な選択肢となるでしょう。

一方で、導入にはそれなりの初期費用がかかることや、対応するEVや機器が限定されているなどの制約もあります。
「本当に自分にとって必要か?」「使いこなせるのか?」といった不安も当然出てくるでしょう。

しかし、そうした不安こそが導入の出発点です。適切な情報をもとに、自分の生活スタイルや将来設計に合ったエネルギー活用の形を検討することが重要です。
EVとV2Hの組み合わせは、ただのブームではなく、持続可能な社会に向けた大きな一歩なのです。


ですが、
「本当に自分の家でも導入できる?」
「何にいくらかかるの?」
など、疑問があるかと思います。
その際はエネシス静岡にお任せください!


商品選びはもちろん補助金の申請までしっかりサポートさせていただきます。
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