卒FITで売電を続けるべき?単価暴落の真実と電気代をゼロに近づける方法

皆さんこんにちは!エネシス静岡です!
令和8年度の卒FITについての最新情報をお届けします。
太陽光発電を設置して10年が経過し、「卒FIT(FIT制度の満了)」を迎える、あるいは直前に控えているご家庭が増えています。
「卒FIT後もこれまで通り売電を続けるべきなのか?」「それとも蓄電池などを導入して自家消費に切り替えるべきなのか?」と頭を悩ませていませんか。
これまで毎月安定した売電収入を得ていた方にとって、卒FITは今後のマネープランやエネルギー戦略を左右する非常に重要な分岐点となります。
結論から言うと、現在の社会情勢や電気代の推移を考慮すると、卒FIT後にそのまま売電を継続することは経済的に大きな損をしてしまうリスクが極めて高いのが実情です。
かつて1kWhあたり48円や42円といった高値で買い取られていた電気は、卒FITを迎えた途端に7円〜9円程度まで一気に暴落します。
その一方で、私たちが電力会社から購入する電気代は、社会情勢や燃料費の高騰、再エネ促進賦課金の影響によって年々値上がりを続けています。つまり、「安く売って、高く買う」という極めて非効率な状態に陥ってしまうのです。
この記事では、卒FIT後に売電を続けるリスクや収支の現実を徹底的に解き明かすとともに、売電継続と自家消費の収支比較、電気代をゼロに近づけるための具体的なアクションプランを詳しく解説します。
大切な我が家の太陽光発電設備を今後も最大限に活用し、賢く家計を守るための決定版ガイドとしてぜひ最後までお読みください。
目次
1. 卒FIT後に売電を続けるべき?現状の買取価格と暴落の真実
2. 【結論】売電継続 vs 自家消費はどちらが得?徹底比較
4. 電気代をゼロに近づける!自家消費へシフトする3つの方法
5. 卒FIT向け!失敗しない蓄電池の選び方と最新の補助金情報
6. まとめ:卒FIT後は売電継続よりも自家消費で電気代を大幅削減しよう
1. 卒FIT後に売電を続けるべき?現状の買取価格と暴落の真実

10年目の罠!売電単価が40円台から8円前後に落ちる理由
太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)は、再生可能エネルギーの普及を目的として、10年間という一定期間、高い価格での買い取りを国が保証する仕組みでした。
2009年〜2012年頃に太陽光発電を導入したご家庭では、1kWhあたり42円〜48円という高単価で電気を売ることができていました。しかし、この10年間の優遇期間が終了すること、それが「卒FIT」です。
卒FITを迎えると、国による買取価格の保証がなくなり、各電力会社が独自に設定した自由契約の買取価格に移行します。
大手電力会社をはじめとする一般的な買取プランの単価は、1kWhあたり7円〜9円程度。
つまり、これまでと比べて買取価格が約5分の1から6分の1へと一気に急降下することになります。これが「売電単価の暴落」と呼ばれる真実です。
制度上の目的が「普及支援」から「自主運用」へと切り替わるため、かつてのような高単価での売電は構造的に不可能です。
単価が暴落することを知らずに放置していると、これまで口座に振込されていた売電収入が激減し、ショックを受けることになります。
FIT終了は、太陽光発電の「運用のルール」が根本から変わる合図なのです。
そのまま放置(売電継続)した場合の年間収支シミュレーション
卒FITを迎えた後、手続きや対策を行わずにそのまま大手電力会社へ売電を継続した場合、我が家の収支はどう変化するのでしょうか。
具体的な数字を用いて年間シミュレーションを行ってみましょう。
例えば、余剰電力が年間3,000kWhある一般的なご家庭を想定します。
FIT期間中(売電単価42円/kWh)であれば、年間売電収入は「3,000kWh × 42円 = 126,000円」となり、毎月1万円以上の収入が得られていました。
しかし、卒FIT後に単価が8円に下がると、年間の売電収入は「3,000kWh × 8円 = 24,000円」へと激減します。
年間で約10万円もの収入が消失する計算になります。
さらに深刻なのが「買電価格」との差額です。
現在、電力会社から電気を買う際の価格は、基本料金や燃料費調整額、再エネ促進賦課金を含めると1kWhあたり35円〜45円程度にまで達しています。
つまり、発電した価値ある電気を8円で買い叩かれ、不足した夜間の電気を35円以上で買い戻すという状態が発生します。
余剰電力をそのまま売電し続けることは、年間で何万円もの潜在的な損を垂れ流していることと同義なのです。
2. 【結論】売電継続 vs 自家消費はどちらが得?徹底比較

卒FIT後にそのまま売電を継続する最大のメリットは、新たな設備の導入費用がかからず、面倒な手続きや工事の手間が一切ないという「手軽さ」にあります。
しかし、安すぎる売電単価と高騰する買電単価のギャップがあまりにも大きいため、経済的なデメリットが圧倒的に突出してしまいます。
一方、発電した電気を売らずに我が家で使い切る「自家消費」に切り替えた場合、1kWhあたり8円で売るはずだった電気を自家消費することで、35円〜40円相当の買電を防ぐことができます。
つまり、実質的に1kWhあたり30円以上の高い節約効果(経済価値)を生み出すことになり、毎月の電気代を大幅に圧縮できます。
さらに、蓄電池などを併設すれば、地震や台風による長時間の停電時でも自宅で電気が使えるようになるため、防災面での絶大な安心感も得られます。
自家消費へ移行するには蓄電池などの初期投資が必要となりますが、今後の電気代値上げ傾向を踏まえると、売電継続との経済的差額は年々拡大していきます。
10年・15年という長期的なマネープランで比較検証すれば、初期投資を考慮しても「自家消費」へシフトする方が圧倒的にお得になると言えます。
3. なぜ今「売電」より「自家消費」を選ぶべきなのか?

世界的な燃料価格の高騰や為替の影響を受け、日本における家庭用電気料金は長期的にも上昇傾向が続いています。
このような「買電リスク」が高まる時代において、最も確実で効果的な節約策は、電力会社から買う電気の量そのものを極限まで減らすことです。
卒FITを迎えた太陽光発電は、すでに設備投資の回収が一定程度進んでいる我が家のプライベート発電所です。
ここで作ったコストゼロの電気を8円で売るのではなく、高額な買電を相殺するために使うことこそがインフレ時代の最強の家計防衛策となります。
さらに見逃せないのが、「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ促進賦課金)」の存在です。
これは電気の使用量(kWh)に応じて全国民の電気料金に一律で上乗せ徴収されているもので、買電量が増えれば増えるほど自動的に支払額が高くなる仕組みになっています。
自家消費へシフトして電力会社からの買電量を大幅に削減できれば、電気基本料や従量料金だけでなく、この再エネ促進賦課金の支払額も直接カットすることができます。
「高騰する電気単価」と「上乗せされる賦課金」のダブルの負担から家計を守るためにも、売電依存から脱却し、電気を家庭内で完結させる自家消費への転換が強く求められています。
4. 電気代をゼロに近づける!自家消費へシフトする3つの方法

自家消費率を高めて電気代を極限までゼロに近づけるための最も効果的な方法が「家庭用蓄電池の導入」です。
太陽光発電は日中しか発電できないため、共働きなどで昼間不在のご家庭では電気が余って売電に回り、夜間に高い電気を購入するというミスマッチが起こります。
蓄電池を設置すれば、昼間に余った発電分を貯めておき、夕方から夜間・早朝にかけて使用できるようになるため、1日を通じた買電量を劇的に減らすことが可能です。
2つ目の方法は「V2H(Vehicle to Home)の活用」です。
電気自動車(EV)に搭載されている大容量バッテリーを家庭用蓄電池として利用する仕組みで、一般的な家庭用蓄電池よりもはるかに大きい容量を活用できます。
日中に太陽光でEVに充電し、夜間にその電気を自宅に供給すれば、数日分の電力を賄うことも可能な最強の自家消費環境が整います。
3つ目は、設備投資ゼロで今すぐ実践できる「エコキュートの沸き上げ時間の変更」です。
従来は「夜間の電気が安い」前提で深夜に沸き上げていましたが、卒FIT後は昼間の余剰電力(8円相当)を使ってお湯を沸かす方が圧倒的にお得になります。
リモコンの設定変更や太陽光連携機能を活用して沸き上げ時間を昼間に変更するだけで、手軽に節約効果を得ることができます。
5. 卒FIT向け!失敗しない蓄電池の選び方と最新の補助金情報

卒FITに合わせて蓄電池の導入を検討する際、失敗しやすいのが「容量選び」です。
容量が小さすぎると余った発電量を貯めきれずに売電へ回ってしまい、逆に大きすぎると機器が高額になりすぎて初期費用の回収が難しくなります。
最適な容量は「太陽光パネルの設置容量」と「我が家の夜間消費電力」から割り出します。
一般的には、4kW〜5kW程度の太陽光パネルであれば、7kWh〜10kWh程度の蓄電池がバランス良くおすすめです。
また、停電時に家全体で電気を使える「全負荷型」か、特定の部屋のみで使う「特定負荷型」かなど、ライフスタイルに合わせた仕様選びも重要です。
また、初期費用を抑えるために必ずチェックしたいのが国や地方自治体の「補助金制度」です。
国の補助金事業(DR対応蓄電池補助金など)に加えて、お住まいの自治体が独自に実施している助成金を組み合わせることで、数十万円規模の交付を受けられる場合があります。
補助金は予算上限に達し次第受付が終了してしまうため、卒FITのタイミングに合わせて早めに行動を起こすことがポイントです。
補助金の申請手続きは複雑なことが多いため、地域での施工実績が豊富で、補助金申請を手厚くサポートしてくれる信頼できる施工業者をパートナーに選びましょう。
6. まとめ:卒FIT後は売電継続よりも自家消費で電気代を大幅削減しよう
「10年間のFIT期間が終わったら、このまま放置して売電を続けるべきか?」
「高額な蓄電池を買って本当に後悔しないだろうか?」
「我が家にとって一番損をしない選択肢はどれなのか?」
――卒FITを迎える多くの方が、このような強い不安や迷いを抱えています。
手慣れた今の運用を変えることには勇気がいりますし、決して安くはない買い物を伴う決断には慎重になるのが当然です。
しかし、本記事で解説してきた通り、買取価格が8円前後に暴落する一方で、電気代が高騰し続ける現在の社会情勢において、「売電をそのまま継続する」という選択は、知らず知らずのうちに毎年大きな経済的損失を生み出し続けることになります。
最も避けるべきは、不安だからといって現状を理解しないまま「放置」してしまうことです。
卒FITは、太陽光発電で「お金を稼ぐ時代」から、発電した電気で「我が家の生活を守る時代」へとシフトするための絶好のチャンスです。
蓄電池やV2Hの導入による完全自家消費モデルへの切り替え、あるいはエコキュートの運用見直しなど、ご家庭の予算やライフスタイルに合わせた最適な選択肢は必ず存在します。
不安を解消するための第一歩は、我が家の太陽光発電の発電量と毎月の電気使用量を正しく把握し、信頼できる専門業者から複数のシミュレーションや見積もりを取り寄せることです。
国や自治体の最新補助金制度もフル活用しながら、賢く「自家消費」へシフトし、年々高くなる電気代に怯えない安心で快適な省エネ生活を手に入れましょう。
しかし、それでも疑問や不安はあるでしょう。
その際はエネシス静岡にお任せください!
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