経済産業省の「2019年問題」ってなに?太陽光と蓄電池がつなぐこれからの暮らしについて
浜松市で「家庭用蓄電池の導入」をご検討中のみなさん こんにちは、エネシス静岡です!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます^^
「太陽光発電って、もう終わりなの?」
「蓄電池って、ほんとうに必要?」
そんな声を耳にすることが増えたのは、2019年を境に、太陽光発電を取り巻く環境が大きく変わったからかもしれません。
この変化のきっかけとなったのが、経済産業省が提起した「2019年問題」。
ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、これは「これからの日本、どう生きていく?」という問いかけでもあるんです。
今回は、そんな経済産業省の2019年問題についてと、太陽光と蓄電池がその問題にどう関連していくのかを、わかりやすく丁寧に解説していきます。
目次
2.経済産業省が打ち出した「コネクテッド・インダストリーズ」とは?
そもそも「2019年問題」って何?
2009年に始まった「固定価格買取制度(FIT)」は、太陽光などの再生可能エネルギーで発電した電気を、国が定めた価格で10年間買い取るという仕組みでした。
これによって、住宅用の太陽光発電が一気に普及しました。
でも2019年になると、その10年の買取期間が終了する家庭が出てきます。
これが「2019年問題」と呼ばれる理由です。
買取期間が終わると、電力会社が高い価格で電気を買ってくれる保証がなくなります。
売電価格は大きく下がり、場合によっては買い取ってもらえないことも...。
「せっかく太陽光を設置したのに、これからどうすればいいの?」
と不安になる方も多いのではないでしょうか。
経済産業省が打ち出した「コネクテッド・インダストリーズ」とは?
「Connected Industries(コネクテッド・インダストリーズ)」は、産業や人、情報がつながることで新しい価値を生み出そうという、経済産業省の未来への提案です。
簡単に言うと、「人・モノ・技術・情報がつながって、新しい価値を生み出すしくみ」のこと。
経済産業省が2017年に提唱した、日本版の“インダストリー4.0”とも言われています。
たとえば、工場の機械がセンサーでデータを集めて、AIが分析して、もっと効率よく動くようになる。
農業では、天気や土の状態をデータで管理して、収穫のタイミングを最適化する。
医療では、患者さんの情報を共有して、より早く正確な診断ができる。
そんなふうに、産業の枠を超えて「つながる」ことで、社会の課題を解決していこうという考え方です。
この考え方は、太陽光や蓄電池にもぴったり重なります。
たとえば、家庭や企業が太陽の力で電気をつくり、蓄電池にためて、必要なときに使う。
それだけでなく、地域の防災拠点として電力を分け合ったり、電気自動車と連携したり──エネルギーが人と人をつなぐ時代が、もう始まっているんです。
「つくる・ためる・つながる」
そんなエネルギーの循環が、やさしくて、たくましい暮らしを支えてくれる。
コネクテッドな未来は、きっと私たちのすぐそばにあります。
そこで注目される「蓄電池」
そんな中で、太陽光発電の“次のステージ”として注目されているのが「蓄電池」です。
蓄電池があれば、昼間に太陽光で発電した電気をためて、夜や雨の日に使うことができます。
売るよりも、自分で使う「自家消費」に切り替えることで、電気代の節約にも◎。
さらに、災害時の停電対策としても心強い存在に!
最近は台風や地震による停電が増えているので、「もしもの時に電気が使える」という安心感は、何ものにも代えがたいですよね。
ハイブリッド蓄電池のメリット
蓄電池の中でも、特におすすめなのが「ハイブリッド蓄電池」。
これは、太陽光発電のパワーコンディショナ(電気を変換する装置)と蓄電池の機能が一体になったタイプです。
太陽光発電のパワコンは、だいたい10年で交換時期を迎えます。
ちょうどFITの買取期間が終わるタイミングと重なるので、ハイブリッド蓄電池を導入することで、パワコンの交換費用を抑えることができるんです!
しかも、電気の変換ロスも少なく、効率よく電気を使えるというメリットも♪
「売る」から「ためて使う」へ...。
そんな暮らしの転換を、ハイブリッド蓄電池が後押ししてくれます。
自家消費が当たり前になる時代へ
経済産業省も「自家消費」の重要性を強調しています。
太陽光で発電した電気を、自分の家で使う。これが、これからのスタンダードになっていくのです。
蓄電池だけでなく、
●電気自動車(EV)
●V2H(EVから家に電気を供給する仕組み)
●エコキュート
なども、自家消費を高めるアイテムとして注目されています。
「電気を買う」から「電気をつくって使う」へ。
そんな暮らし方が、少しずつ広がってきています。
再生可能エネルギーと蓄電池の未来
日本では、再生可能エネルギーの比率が年々増えていて、2030年にはその容量を世界全体で3倍にするという目標も掲げられています。
でも、太陽光や風力は天気に左右されるため、安定した電力供給には「ためる技術」が欠かせません。
そこで、蓄電池の役割がますます重要になってきているのです。
経済産業省は、家庭用・業務用・系統用の蓄電池に対して補助金を出すなど、導入支援を強化しています。
また、長時間の充放電が可能なナトリウム硫黄電池やレドックスフロー電池など、日本企業が強みを持つ技術も注目されています。
まとめ
「2019年問題」と聞くと、なんだか不安になるかもしれません。
でも、これは太陽光発電が“卒業”して、自立するタイミングだったのだと思います。
売電に頼るのではなく、自分でつくって、自分で使う。
災害にも備えながら、環境にもやさしい暮らしを選ぶ。
そんな未来への一歩を、蓄電池や太陽光がそっと支えてくれるのです。
もし今、太陽光発電の買取期間が終わりそうな方がいたら...
「これからどうしよう?」ではなく、「これからどう暮らしたい?」と問い直してみてください。
その答えのひとつに、蓄電池があるかもしれません。
太陽光の設置、蓄電池の導入を検討しているかた、くわしく相談にのってほしいという方は、
ぜひ「エネシス静岡」におまかせください!
「安心して蓄電池を購入したい」
「わかりやすく説明してほしい」
「我が家に合った蓄電池はどれか知りたい」
「商品選びや、補助金の申請までしっかりサポートしてほしい」
というご要望にも、しっかりお応えいたします^^
もちろん、要資格者も揃っているので、安心しておまかせください!
2025年度、蓄電池をご検討されているようでしたら、まずはお気軽に「エネシス静岡」までご相談を♪
最後までお読みくださり、ありがとうございました^^
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